ビジネス書(要約とアクション)

「マーケット感覚を身につけよう」の要約と、自分の事例に当てはめてみた

マーケット感覚を身につけよう

ここ最近、副業がブームとなっています。

私と同じような普通の会社員であれば、副業を始める理由は何かやりたいことがあるわけではなく、おそらく「将来が不安だから」でしょう。

年金減額、老後の資金、AIの台頭によるリストラ、給与の減額などいろんな不安要素がニュースを賑わせていますからね。

私は、この副業時代に最も重要なのは経験や知識だと思っています。経験や知識がなければ売るものがないですからね。

 

一方で、それだけでは成功できないとも思っています。

というのも、私も駐在や英語の勉強経験を紹介するような本ブログを開設しました。

しかし競合が多く、全く読んでもらえず、ましてやGoogleの検索上位にも引っかかりませんでした。

 

特に副業熱が強いわけではありませんが、何かを積極的に発信することを心がけています。

しかし、これもまた読まれることは少ないです。(読んでくれてる方、ありがとうございます)

 

この状況で、わたしの発信をどうしたら読んでもらえるか。私はマーケティングが重要ではないか思います。

私は理系出身で日系メーカーにエンジニアとして就職し、マーケティングという言葉からは程遠いい人間です。なので分厚い専門書などは読んでいません。私が読んだのはこれです。



非常に面白い本でした。

そもそもマーケティングとは何か?といった内容から、日頃からマーケティング感覚を身につける方法まで、初心者にもわかりやすく書かれています。

「マーケティング感覚」は、組織として仕事をする上でも非常に役に立つと感じています。

この記事では、本書を自分なりの解釈でまとめ、「マーケティング感覚」を身につけるために実践しようと思っていることをまとめました

また、組織や個として、どのようにすればマーケティング感覚を磨けるかについても考えました。

 

論理的思考力とマーケット感覚

まず本書では物事を分解するときに「論理的思考力」と「マーケット感覚」の2つについて書かれています。

論理的思考力とは、読んで字のごとく論理的に分解することです。

これはこちらの本で詳しく書いてあるそうです。(まだ読んでないですが今度買ってみようと思います。


 

一方で、もう1つ考えるのに必要な考え方が「マーケット感覚」です。

このマーケット感覚とはなんなのか、航空会社のANAを例に何が競合相手になりうるかを紹介しています。

例えば、海外に支店を持つ会社の各国の売上が悪かったとします。この会社の部長が、海外支店の状況を確認したりそれぞれの支店長と会話したいと考え、国際線を持つANAを使い海外出張をする予定です。

論理的思考力でANA国際線の競合を洗い出すとどうなるでしょうか。競合相手としては、国際線を持つJAL、またデルタ航空やアメリカン航空などの海外航空会社も競合になり得ます。

一方、マーケット感覚を使い競合を洗い出すためには、国際線を使う人の出張目的を考えるわけです。

 

例えば、先ほどの海外出張する人は、とても忙しい中で海外出張を考えていたとします。移動をするのにはとても時間もかかりますし、忙しい中調整するのも大変です。

ここでの部長の出張目的をもう一度考えると、「支店長と売上について話をすること」です。

そうすると、この目的を達成するために、わざわざ海外出張は必要ないことに気付きますね。

今では、ITの発展に伴いテレビ会議などが容易です。マーケティング感覚から考えるとZoomなどのITを使ったシステムが競合となってきますね。

時間、お金の両方を節約しつつ(直接話せないというデメリットもあるが)売上についての改善案等の会話はできるわけです。

つまり、この人にとっては、支店長と会話をすることが目的であり価値なんです

論理的思考で出した競合も、マーケット感覚で出した競合も、最終的には「支店長と話をする価値」を提供しているわけです。

プライシングを意識することで価値提供を意識できる

マーケット感覚には価値の提供が大切ですが、そもそも価値とは何でしょうか。

価値は人それぞれ感じ方が違っていて、年齢、性別、状況など人によって全く異なるものです

例えば、携帯料金に1つでも大きく異なるでしょう。

ここ最近話題になっている20GBで3000円程度のプラン。全く使わない人であれば高いと感じますし、携帯をよく使う人からすればとてもお買い得です。

他にも、TOEIC900点獲得の勉強法を、Noteやブログに書いたとします。もともとの点数が300点の人もいれば800点の人もいるわけで、この人たちを一括りの勉強法にまとめることはできません。

つまり、同じものを提供していても受け取る側では大きく価値が違ってくるものです。

 

どの場所に、どのような価値を投入するかが重要というわけです。

これをプライシングを意識することでマーケット感覚を手に入れます。プライシングというのは、すでに決まっている物の値段ではなく、そのものの価値を考えることです。

例えば日々の買い物で値段を一回忘れて、自分には買う価値があるのかどうかを考えるといい訓練にります。

そして、それはどのような場面の、どんな年齢の、どんな人が、いくらなら買うのかを想像するとよりプライシングの意識が取れるのではないでしょうか。

組織ではなく市場で評価されるように意識する

もう1つ意識することは、組織ではなく市場で評価されるように価値を提供することです。

今までの価値提供とは、組織によって選ばれている物でした。例えば、旅行雑誌です。旅行雑誌を作っているのは出版社という組織です。

ホテルの経営者は、この雑誌に掲載してもらうためには出版社という組織に選ばれないといけませんでした。

しかし今は違います。例えばbooking.comはどうでしょう。

個人が泊まったホテルを個人が評価する時代です。レビューには良いこともあれば悪いことも書いてあります。
つまり、組織ではなく個々にアプローチできる市場な訳です。組織に選ばれることを意識する必要はありません。(組織に選ばれる必要はないとまでは言いませんが)

またホテルの特徴なども書いてあります。それぞれのホテルが提供する価値が違っていることを表してくれます。

綺麗な高級ホテルを求める人もいるでしょうし、トランジットでとにかく安く泊まれるホテルを探す人もいるでしょう。

つまり、これまでの雑誌などでは、編集者の「載せたい」という思いで書かれていたものが主流でした。しかし、現在は、それぞれの特徴に基づいて様々な市場がで取引が可能となっているわけです

市場で評価を得るためにはとにかく投入する

では、市場で評価されるためにはどうすればいいでしょう。答えはとにかく市場に投入することです。

投入しても、箸にもぼうにもかからないものもあるかもしれません。しかし、市場に投入しなければ、そもそも何も生まれません。

市場に投入し、意思決定を柔軟にしていくことが重要です。

市場に投入すれば、フィードバックをもらえて改善点が挙がるかもしれません。

また、少数派のニッチなファンに支持を受けることだってあるかもしれません。とにかく投入する、そこを意識すると良いかもしれません。

自分の「組織」事例に当てはめると…

私は本業の会社では大型IT機器(パソコンのようなもの)の設計/製造を行なっています。

市場に投入するタイミング等は決定権がありません。

ただ、製品の開発を通して、マーケティング感覚を養うことはできるのではないかと感じています

まず、PCはいろんな人が使っています。一括りにはできません。

ゲームやプログラミングをやる人はある程度ハイスペックを求めるでしょうし、ネットや簡単なWord、Excelぐらいだったら低スペックでも問題ないでしょう。

大事なのは、ターゲットを決めたらそれに合わせたスペックにするということです

例えば、低スペックのPCにすべきなのに、無駄にハイスペックなCPUを載せたり、価格も相応のものになっていなかったり。

ましてや、「ネットをする」というだけが目的の人もいたら、そもそもPC自体必要なく、スマホだけでも十分かもしれません。

このように、製品を買ってくれる人をイメージし、ターゲットを明確にし、それに見合った製品となっているか、マーケティング感覚を駆使できると考えています。

自分の「個」事例に当てはめると…

一方で、個人の評価は何かと言うと、ブログやNoteではないでしょうか。

自分の書き物がどの層をターゲットにして書かれているのか、もっと意識しないといけないかもしれません

例えばTOEIC900点の取り方について書くとしましょう。

TOEIC900点を取りたい人はたくさんいると思いますが、どういったターゲットを想定できるでしょうか。

私の勉強していた当時の状況をまとめると下記の特徴があります。

・もともと300天台からスタート
・社会人で獲得したので確保できた時間は少なめ
・海外駐在したかったため、TOEIC高得点を取る必要があった

つまり、社会人であり、300点台の点数の低い人、なおかつ会社で英語を使った仕事に挑戦したいと思っている人には、価値を提供できる可能性がありそうす

まとめ

マーケティング感覚を身につけるために、これからも2つのことを意識していこうと思います。

1つはプライシングすることです。

買い物をするときに意識しようと思います。また、Noteやブログなどの読み物を見るときは、プライシングの代わりに「どのような人に価値のある記事なのか」を考える癖をつけようと思います。

もう1つは市場に投入していくことです。

まずは、Noteやブログを投入していこうと思います。

その時考えるのは、「この記事はどんな人に役に立つか」「どんな人が面白いと思えるか」というところを意識しどんどん投入していこうと思います。

この2つを意識して、ゆくゆくはちゃんとしたテーマに沿った発信・投入をしていきたいです。

ABOUT ME
スナフ
4人暮らし(妻・子供・犬)の30代の中堅サラリーマンが、今よりちょっといい暮らしを目指すブログです。 日々の生活で、ちょっとお得なこと、ちょっと役に立つこと、ちょっと良かったこと、なんかをを発信します。 TOEIC900点、海外赴任経験あるので、英語学習なんかも発信します。 【経歴】理系院卒→IT企業勤務→アメリカ(カリフォルニア)駐在エンジニア 【発信】英語・生活お役立ち情報・投資・子育て・犬

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です