「オンライン英会話で1年続けてるけど話せるようにならない…」
「オンライン英会話は意味ないんではないか…」
そんな話を聞くことが多いですが、本当にオンライン英会話は意味がないんでしょうか。
私はそうは思いません。
オンライン英会話でも十分成長は期待できます。
成長しない人は、オンライン英会話を有効に活用できていないと思います。
1日25分の英会話を受講するだけで成長すると思っていませんか。
受講するだけでは、1年経っても2年経っても話せるようにはなりません。
どんな勉強でも当てはまりますが、目的意識をもち、インプットや事前準備が重要です。
英会話においても、単語や文法、また受講する前の予習も大切です。
この記事ではこの辺をもう少し深堀りして書いています。
英語を話せるようになるということ
まず、英会話が成長しないと思っている人は、どのような目的で英会話を勉強しているのでしょうか。
「英語が話せるようになる」の定義とは何でしょう。
目的や定義は人それぞれ違うはずです。
例えば、英語でビジネスをしたいのであれば、「英語が話せるようになる」とは下記のようなことではないでしょか。
・英語でプレゼンできる
・英語でミーティングができる
また、海外旅行で英語が話せるようになりたい人は、例えば
・ホテルで簡単な対応ができる
・レストランなどで英語で注文できる
といったことが最低限できれば「英語が話せる」ということになると思います。
つまり、目的によって「英語が話せるようになる」という到達点が違います。
まずはここを理解してください。
「英語が話せるようにならない」と思っている人にありがちなこと
英会話をしているが上達しない…
という人は、オンライン英会話をする上で、3つの要素が足りていない可能性があります。
・インプット量が足りていない
・予習と復習をしていない
目標や目的が定まっていない
皆さんの英会話を始めた目的や目標はなんですか。
英会話を始める上で、目標や目的ははっきりしているでしょうか。
なんとなく、英語が話せるようになりたいという思いで始めてないでしょうか。
目標や目的が言えない人は、もう一度考え直したほうがいいです。
何となく始めることは悪いことではないですし、むしろグローバル化が進む中で英語の勉強を始めるのはとてもいいことだと思います。
ただ、なんとなく初めたとしても、目標や目的をもってやらなければなりません。
というか、英会話を始めようとしているようなモチベーションの高い人が、目的を持っていないわけないんです。
初めた目的があるはずなのでもう一度考えてみてください。
目的や目標は自分で設定してしまえばいいんです。
例えば一例として以下のようなものがあるのではないでしょうか。
・ビジネスで使えるようになりたい
・モテたい
これをもう少し深堀りしてみるとどうでしょう。
・外国人と話せるようになりたい
→つまりは外国人の友だちが欲しい。そのためには日常会話が必要。
→なぜビジネスで使えるようにしたいかと言うと、自分のキャリアに不安がある。今後のキャリアとして、転職を考えている。英語が話せればキャリアの幅が広がる。そのためには、日常会話とビジネス会話が必要。
→街なかで英語をペラペラに話している人はかっこよく見える。基本的な英会話を身につけてある程度会話ができれば、そう見られるようになる。
どうですか。目的や目標を持つことで、自分が何を学ぶべきか見えてきませんか。
どういう姿を想像すべきかみえてきませんか。
目的や目標を持つことで、意識がだいぶ変わります。
インプットが少ない
英語を話せるようになりたいという思いから、英会話を始めるのはとてもいいことです。
ただ、あまりにも自分の語彙力が低かったり、文法がままならないようであれば、英会話と並行して基礎固めが必要です。
平行でなくても、英会話を始める前にやってもいいと思います。
英会話を始めると、まず初めから文章を作ることはできません。
単語単位で伝えることになると思います。
しかし、インプットがあまりにも少ないと、この単語単位で伝えることすらままならないです。
そうすると効率が悪くなってしまいます。
基本的な文法や、初級の単語ぐらいは並行してやったほうがいいと思います。
予習と復習をしない
冒頭でも話しましたが、英会話を受講するだけでは絶対に伸びません。
必ず予習と復習が必要です。
たった25分の受講を続けただけで英会話ができるようになるなら、その人はもともと英会話が得意か、または天才のどちらかです。
予習について
予習をやる意味は、英会話の受講時間を無駄にしないためです。
ほとんどのオンライン英会話では、使う教材は前もって公開されています。
最低限予習で必ずやらなければならないのは、わからない単語や分構造を調べて、使う教材の英語を理解しておくことです。
これをやらないと、25分という短い時間で受講中に調べることになります。
これだけで10~15分使ってしまいます。
そうするとオンライン英会話の実質的な受講時間はたったの10分前後になってしまいます。
これを避けるためにも必ず予習が必要です。
欲を言えば、予習ではあらかじめ設問の回答なども英語で作っておくことをおすすめします。
復習について
復習は、オンライン英会話で学んだフレーズを自分のものにする機会です。
受講中に学んだフレーズをちゃんと復習していますか。復習しないと自分のものにはなりません。
私は以下のことを意識して復習をしています。
・フレーズを使う場面を想像しながら音読
・フレーズの一部を変えてみる(場面を変えて名詞などを変えてみる)
・レッスンで使ってみることを意識する
これらを意識するだけで、全然飲み込む速さが変わってきます。
復習のやり方は人それぞれだと思います。
自分にあったやり方を見つけて見つけて日々復習に励みましょう。
ただ、少なくとも音読はやったほうがいいです。
英会話習得には能動的な行動を
オンライン英会話は能動的な姿勢が大切です。
受講するだけであったり、受講時間以外なにもしないというと成長は絶対にしません。
おさらいですが下記のポイントを意識しましょう。
・インプット量を増やす
・予習と復習を必ずやる
そして、もう1つ必要になってくるのは、受講中の積極性です。
普段、日本語ではおしゃべりな正確であっても、英語となると上手く伝えれられず、積極性がなくなってしまいます。
これは日本人にはありがちなことです。
アメリカにきて、南米の方と一緒に英語のレッスンを受ける機会がありましたが、とにかく積極的です。
私よりも英語ができなくてもです。
ただ、その人はわからないことはどんどん質問し、英語を積極的に話し、そして吸収する。
めちゃくちゃ成長のスピードが早いです。
オンライン英会話は一対一であり、周りを気にする必要はありません。
よく言われることですが失敗を恐れる必要はないんです。
とにかく能動的に受講し、積極的に発言し、英会話を楽しみましょう!