初心者でもフリートークで状態つするのかな?
こんな風に疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、フリートークは初心者には難易度が高いのでおすすめできません。
フリートークは教材が準備されていません。
そのため、話題を準備するか講師に提供してもらう必要があります。
また、教材がないことで、自分のボキャブラリーや言い回しを増やすことは難しいです。
この記事ではなぜフリートークが初心者には向いていないのか詳しく説明します。
理由1. 初心者は話せるフレーズが少ない
まずひとつ目の理由として、初心者は使えるフレーズが少ないという点です。
これは最も重要で、フレーズや語彙が少なければ、当然話していても自分の意見を言ったり説明したりすることができません。
これにより、自分の知っている同じ言葉ばかりを使ってしまうことになります。
講師は「同じ言い回しばかり使っているよ。」なんて注意をしてくれません。
講師も評価を上げたいですから。
一方で、テキストを使ったレッスンでは必ず新しいワードやフレーズが登場し、新しい表現を覚えるきっかけになります。
初心者はまずは語彙力や自分の表現力を上げていくことが優先事項です。
ある程度のフレーズを言えるようにならなければ、会話は成り立ちません。
まずは、ある程度フレーズを言えるようにしましょう。
DMM英会話の教材では、各レッスンでたくさんの表現を覚えることができます。
理由2. 主導権を握らなければならない
2つ目は、フリートークでは会話の主導権を握らなければなりません。
どういうことかと言うと、自分でネタを準備しておき、積極的に話さなければならないということです。
もちろん講師がネタを提供し、また意見を振ってもくれるでしょう。
ただ、全員そういう講師とは限りません。
一方的に話をされて、結果的に聞き手に回ることが多くなってしまうということもありえます。
オンライン英会話の目的は話すことです。
テキストを使った会話であれば、こういったことはほとんど起きません。
テキストにそって授業が進められるので、こちら側に必ず意見を求め振ってくれます。
つまり、テキストに沿っていれば話す機会が必ず得られます。
英会話を初めたばかりの初心者にフリートークの主導権を握るのは難しいでしょう。
また、フリートークで多くの時間、聞き手に回っているのに英会話をやった気になってしまうというデメリットもあります。
ほとんどの時間、聞き手に回っていたとしても、25分終わるとかなり疲れます。
そうすると、新しい表現やワードを習得していないにも関わらず、なんだか英語を勉強した気になてしまいます。
理由3. 話題に偏りがでてしまう
3つ目は話題に偏りが出てしまうという点です。
フリートークは自分で話したいことを話す場です。
自分で準備した話題を話して良いんです。
ただ、いつも自分の話しやすい分野や好きな分野でフリートークをしてしまうと、
これも新しいフレーズや語彙が覚えられなくなってしまいます。
例えば、自分の好きな野球の話ばかりしていては、野球の話しかできるようにはなりません。
もちろん、ある特定の分野だけ英語を話せるようになりたいのであればそれでいいと思います。
ただ、多くの人は、全体的に日常会話を身につけたかったり、ビジネスで英語が必要な人だったり、または旅行で英語を使いたい人など、ある程度目的がはっきりしていると思います。
そうなっくると、やはり目的別に教材を選び、少しずつ英会話表現を増やしていったほうが効率的です。
絶対にフリートークを受講すべきではないのか?
決して、絶対にフリートークを選択するなということを言っているのではありません。
たまには趣味の話もしたいですし、自分の実力を試したいものです。
私は頻度の問題だと思っています。
毎回フリートークにすることはおすすめしていませんが、例えば2週間や1ヶ月に1回といった形で、少なめの頻度で受けるのはありだと思っています。
実力を試すことは、自分のモチベーションの向上にも繋がります。
フリートークがいい人はネタ・話題の準備を
初心者にフリートークが向いていない理由を説明してきました。
それでもフリートークが良いと思う人はいるかもしれません。
そういった方にいくつかアドバイスです。
話題は事前に準備する
まず、話題は必ず準備しておきましょう。
ついでに話の流れや話す内容も英語で準備しておいたほうが良いかもしれません。
話題に関しては、ニュースや趣味、時事ネタなど自分の話したい内容を準備しておけば問題ありません。
趣味などに関しては、どの講師も合わせてくれると思いますが、講師を探す際にフリー検索で共通の話題がいる講師を探しても良いかもしれません。
例えば、サッカーが趣味であれば、講師検索のフリーワードで「Soccer」と入力しましょう。
こうすることで、趣味が同じ人と話をすることができます。
積極的に話す
フリートークをやるときは、聞き手に回ってはいけません。
「お金を払っているのですから、相手の話を止めてでも話さなきゃ!」ぐらいの気持ちで良いと思います。
相手の方が英語が上手くて饒舌なのは当然です。
でも、そこを止めてでもとにかくこちらから話をしましょう。
事前に言いたいことを準備しておくと、スムーズに進むと思います。
例えば、サッカーを話題にして自分の言いたいことを考えておきます。
・どこのサッカークラブが好きか。
・それはなぜか。
・サッカーをどのぐらいやっていたか。
・今もサッカーを続けているか。
どれも、サッカーを話題にしたときに、話に出てきそうなネタですね。
こういったことを英語で説明できるようにしておくと、すんなり会話ができると思います。
まとめ
フリートークは初心者にとって難しい理由を説明しました。
フリートークでは決して上達しないというわけではありませんが、初心者は教材を使った学習のほうが効率的です。
最後にこの記事のまとめです。
初心者にフリートークをおすすめしない理由
①初心者は話せるフレーズが少ない
②会話の主導権を握らなければならない
③話題に偏りが出てしまう
それでももしフリートークをやりたい人は、予め話題や会話の内容を準備しておき、積極的に話していきましょう。